続・ほのぼののなかみ

気になったこと。派生、脱線、発見ブログ

彼らを見る目が変わる

友情、社会福祉、愛の営み、力を合わせて、君のものは僕のもの、冬眠、性格の問題、ストリートチルドレン燃え尽き症候群

 

とある本の目次です。

 

何について書いた本だと思います?

 

 

 

画像が出ているからバレちゃってますよね。

 

樹木に関して書いてある本です。

 

樹木たちの知られざる生活 森林管理官が聴いた森の声 

著者 ペーター・ヴォールレーベン 訳 長谷川圭

 

【感想】

 

植物界にも人間社会や動物界で行われていることと同じようなことがあるんですね。

 

当たり前だけど木も生きている。

 

生きていて、社会がある、個性もある。

 

コミュニティがあって、助け合ったり、競い合ったり。

 

〈樹木自身の幸せは、コミュニティの幸せと直接的に結びついている。弱者がいなくなれば、強者の繁栄もありえない。〉(30頁)

 

〈みんな個体として自立しながらも、同時に社会としても機能している。〉(160頁)

 

木も一人(一本)では生きていないんですね。

 

一人(一本)では生きていないけど、そこに自立はあるんですね。

 

 

 

私の書いた感想は具体性に欠けるので面白味がないですが、本書には森林管理官として長年樹木を見てきたからこそわかった樹木の生活が具体的に書かれていますので、樹木、自然に興味ある方は是非どうぞ。