「自立」の先
【印象に残った言葉】
「共依存関係、自立、相互依存」
*スティーブン・R・コヴィー著 完訳7つの習慣25周年記念版 人格主義の回復 キングベアー出版 103~104頁
【考察】
上記は7つの習慣の中の<序文>の次にある<はじめに>の章に出てきた言葉である。
[もたれ合いの共依存関係から抜け出すためには自立が必要とされている。自立は重要であり、不可欠なものである]
この考えは私の中にもあった。自立が必要。大人になるということは自立した人間になるということ。といった具合に自立を目標にしてきた部分が多い気がする。ただ、自立の先を考えていなかった。
自立の先に「相互依存」があることを考えていなかった。
「私たちの社会は相互依存で成り立っているのだから、自立という土台の上に、相互依存の能力を身につけなくてはならない。何であれ重要な成果をあげるにはどのようなスキルにもまして、相互依存の能力が必要なのである。」
*スティーブン・R・コヴィー著 完訳7つの習慣25周年記念版 人格主義の回復 キングベアー出版 104頁
「相互依存」
そうか、相互依存だ。自立という土台の上に相互依存だ。
仕事も仕事以外の日常生活も自分1人では成り立たないことなんてわかっている。わかってはいたけど、何となく「自立」をゴール地点に設定してしまっていたような気がする。
まだ7つの習慣のうちの3つまでしか読んでいない。読み進めていくことでより詳しく著者の考えを知ることができるだろう。