今さら「もしドラ」
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」作者岩崎夏海
数年前に非常に話題になり多くの人に読まれ、多くの人が紹介している本です。
今更この本のことを話題にしてもといった感じですが、昨日読んだのでもしよかったら少しばかりおつきあいを。
完全なる積ん読状態でした。数年間の積ん読期間を経て読んでみました。
この本は一度読んだ後に再度読み直したり、ドラッカーの「マネジメント」を読んだ時に役立つ知識として自分の身になりそうだと感じました。読むだけでなく使える知識として実践してこそですからね。
ドラッカーの「マネジメント」読んでみたくなりました。
登場人物の女子マネージャーも悩んだ時に何度もドラッカーの「マネジメント」を読み返してそれを指針にして行動しています。(すばらしい女子マネージャーだ!)
読んでなるほどなと感じる点がいろいろありました。例えば・・・
本書の中でドラッカーの「マネジメント」の引用として以下のような内容があります。
少し自分なりにまとめてみると、
〈専門家にはマネジャーが必要である。専門家は専門用語を使いがちだからマネジャーはそれらを受け手がわかりやすいように翻訳する必要がある。有益である専門家のアウトプットが他の者のインプットにならないかぎり成果はあがらない。〉
どんなに有益な情報でも受け手がそれを理解しなければ成果はあがらない。
その通りですね。
そう考えると作者の岩崎夏海さんは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で、ドラッカーの「マネジメント」をマネジメントしているんですね。ありがたいことです。
もし、私がドラッカーの「マネジメント」を読みはじめたとしても途中で挫折していそうです。そもそも読もうという気になるのにすごくエネルギーが必要でしょう。
まあ、私は「もしドラ」も読もうと思って買ってから読むまでに数年かかってしまいましたが・・・。
次のステップとしてドラッカーの「マネジメント」を読むとしよう。いつの日か。いえ、近いうちに。